飛行機の中で…

飛行機と言えば

海外出張の際の飛行機といえば、自分にとっては「面白そうな外国語の映画を見つけるチャンス」です。

ただ、ここのところ、どうも面白そうなものに出会っていない。特に中国語の映画を楽しみにしているのですが、どうも最近少なめな気がします。

機内では見ませんでしたが、「花椒之味」という映画はちょっと見てみたいかなと。ミーガン・ライ(賴雅妍)が出ていますな。美人の女優さんです。

「比悲傷更悲傷的故事」もよさそう。ブライアン・チャン(張書豪)が出ていますな。この人もいい役者さんだと思う。あと、あんまり紹介されていないけど、Bruceが出ているはずですよねぇ。「等一個人咖啡」の阿拓役の人。イケメンとは違うのかもしれないけど、味のあるいい役者さんだと思うのです。

 

結局見たのは…

「我的青春都是你」という映画を観ました。ビビアン・ソン(宋芸樺)が主演…というのは知っていたのですが、なかなかDVDが出ず、ずっと見たいと思っていた映画です。

が、正直映画としては今一つでした。宋芸樺は相変わらずめちゃめちゃにかわいいのですが(いま台湾でいちばんのっている女優さんなのでは…?)、しかし、話がうすっぺらい。がっかりです。

また、あらためて気づいたのですが、宋芸樺が出ていればすべていい映画になるっていうわけではない。やはり、台湾の風景、台湾の人々というのがあって初めて、宋芸樺も活きてくるし、いい映画になるのだと思います…。

「我的青春都是你」は中国の映画(それとも中台合作?)のようで、舞台は中国とちゃんと言ってくれているのですが、なんとなく無国籍なかんじ。中国語圏のどこが舞台であってもおかしくないような、つまり、土地に根差した感じのない映画でした。「台湾映画」のある意味「土着」な感じが好きな自分としてはやはり物足りない気がしました。

クレジットなどは繁体字だったのかな…? 劇中の文字は簡体字でした。舞台が大陸だからそれは当たり前か。

そもそもタイトルの「你」について、見る前からずっと疑問だったのです。これは男性側のセリフなのか、女性側のセリフなのか。台湾であれば、女性を指すときは「妳」と書くのではないか。つまり、このタイトルの「你」は男性のこと、だからそのセリフを言ったのは女性の側…?などと考えていたのですが、いやいや実際見てみるとばっちり男性側のセリフなのでした。うーん…。

DVDがもし出たら買っちゃうとは思うのですが、正直、何度も見たいというような映画ではありませんでした。残念。

 

その他やってみたこと

マトリックス」の一部(1~2分ぐらい)を、ドイツ語音声、イタリア語音声で見てみました。こういうことができるのも飛行機の中ならでは。

やってみると意外に聞ける部分もある、という感じでした。やはりもともとのセリフを覚えているというのは大きいです。それをヒントに聞けば、ドイツ語、イタリア語もある程度わかるものです。これはちょっとうれしい感覚でした。