笑えばいいと思うよ

実は最近ちょっと観始めました…

特に理由もなく、ずーっと(二十年以上)エヴァンゲリオンを観ずに生きてきたわけですが、なんとなく最近少しずつ観始めています。

先日、「字幕の言語が選択できるから」という理由でNetflixに入った…のはいいんですが、どうも観たい映画が少ない。でも入っちゃったしなーということで、ふとエヴァンゲリオンを観てみた…というのがエヴァンゲリオンを観ることになったきっかけです。本当にささいなきっかけ。

それはいいんだが、Netflixの方はテレビ版と旧劇場版だけで、新劇場版がない。ということで、Amazonプライムを見てみたら、あるじゃないか…。なるほど、そういう棲み分けなのか、これ。で、Amazonプライムの新劇場版の方、これは音声も字幕も他の言語に切り替えられるようになっているのですね。なるほど、ごく一部の映画はAmazonプライムでも切り替え可能なのか。これは知らなかった…。そうなるとNetflix続ける理由がちょっと薄れるなぁ…。

 

笑えばいいと思うよ

で、この有名なセリフを何か国語かで聞いてみました。音声だけでなく字幕も各言語に切り替えられるのではありますが、セリフと文字とは一致していないので、何と言っているかは自分で聞き取るしかない。なので、下記のものはもしかすると(もしかしなくても)ちょっと違っている可能性ありです。あしからず。

 

まずは英語から…

You can smile. That will be good.

なんか英語は軽いノリだなぁ。いやまぁ、間違ってはいないと思うんだけど。めちゃめちゃ正しいんだが、なんとなく受け付けない…。

 

中国語だと…

中国語はたぶんこう。

只要微笑就可以了

たぶん「只要」って言ってるんだと思いますが、「笑うだけでいいよ」という感じなんでしょうか。元のセリフもいろいろ解釈できると思いますが、この「只要」は自分的にはアリだと感じました。

 

ドイツ語は…?

ドイツ語はこうでしょうか…。正直自信ない。(独検2級なのに!)

Versuchs doch einmal mit Lächeln.

「笑ってみたら」というところでしょうか。なるほど、それはそれでアリ。でも、中国語の「只要」の方が感じ出てると思うな。

 

そしてイタリア語は…

イタリア語はこうなはず。

Penso che dovresti sorridere.

また来たよ、dovereが。初級の文法書では「~しなければならない」と習うわけですが、ここでの意味はたぶん違う。というかそもそも条件法だしね。ガンスリンガーガールでもあったけど、このdovereというのはなんだか微妙なニュアンスのところで出てくる気がする。あ、そういえば「逃げちゃダメだ」は「Non devo fuggire.」でした。これは初級で習うやつですね。

なんとなくなんだけれども、うまく言えないんだけれども、そしてはっきりした根拠はないんだけれども、おそらく各国語版の「笑えばいいと思うよ」の中で、このイタリア語訳がいちばんいい翻訳のような気がする。

 

不思議なもので

不思議なもので、たくさん勉強したはずのドイツ語や中国語よりも、イタリア語の方がずっと聞き取りやすい。イタリア語はやっぱり音がはっきりしているからいいですよね。英語じゃなくてイタリア語が世界の公用語だったらよかったのに…。

 

いやしかし…

こういう遊びは面白いのだけど、時間をくいますなぁ…。短いシーンをほんの少し見ただけなのに。

そして、もし将来的にもっと各国語が聴けるようになったら、同じ映画を何べんも観なきゃならんことになるぞ…。というか、そうなりたいものですが…。