さすがにヤバいだろこりゃ(Project Hail Maryの話の続き)
最後のページにも…
翻訳版は読まないと決めたのに、あまりにも誤訳が気になって結局パラパラと見ているのでした。なんかこのまま一通り読んじゃいそう。(他にもっと読むべきものがあるというのに!)
なんというかしかし、最後の最後のページにまで誤訳があったのでした。しかもニュアンスがどうとかそういうレベルではなく、完全に「それ以前の問題」。
Thirtyが13になっているのは、ケアレスミスと言えばケアレスミスなのだけど、別の箇所では「one-twentieth」が「十二分の一」になっていたそうで(これは別の方のご指摘)、そういうのが重なると「もしかして適当に読んでいるのでは?」と思えてきてなりません…。
また上記の「thirty」の直後で、quite a few を「ほんのいくつか~しただけ」のように訳していて(ネタバレ防止のために内容は伏せるが)、これには正直たまげました。
こんなの高校生で習うレベルではないか…。
もちろんquite a fewは「たくさん」の方なのです。えー、これ間違うか!?
最終ページに二連発(もしかしたらもっとかもしれないが)とは恐れ入ったぜ。
quite a fewの意味・使い方|英辞郎 on the WEB (alc.co.jp)
こういう翻訳って、出版する前に誰かがチェックしたりしないものなのでしょうか?
今からでも遅くないので(遅いが)、訂正版を出してほしいとさえ思うぐらいです…。