フリガナ
参考書を選ぶとき、あるいは、旅行用の会話集を選ぶときには、フリガナ(カタカナ)のついていないものを選ぶのがよいと思っています。
- 中国語
中国語は四声が大事なので、カタカナで振り仮名が振ってあってもまったく意味がありません。カタカナを読み上げて現地の人に通じるわけがない。
なので、学習するならもちろんピンインがついているもの。旅行用の会話集なら、ピンインがついているか、もしくはいっそのこと中国語オンリー(指で示すためのもの)の方がかえって害がないと思います。
- ドイツ語
- イタリア語
ドイツ語とイタリア語については、読み方の規則がかなり簡単なので、「このつづりはどう読む」というのはちょっと覚えればすぐわかる。30分ぐらいあれば、たとえ意味はわからなくても、文章をそれなりに読み上げることはできるようになるはずです。(きれいに正しく発音できるかどうかはともかく、どう発音するかという規則はすぐ理解できる。それぐらい簡単です)
なので、参考書にカタカナで振り仮名がついているというのはまったくのナンセンス。
- フランス語
フランス語はカタカナでは表せない音ばかりなので、振り仮名がついていても役に立たないはず。
- 英語
英語だけは、うーん、お勧めはしませんが、もしかしたらちょっとだけアリなのかもしれないです。英語というやつはつづりを見せられてもどう読むかがわからない(もしくは、間違いやすい)場合がある。けっこうある。
なので、もしかすると振り仮名も致し方ない、のかもしれない。ただ、個人的にはやはりたくさん読んでたくさん聴いて覚えていくのが正しいとは思いますが。