ちゃんと伝わる英語が身につく 101動詞

やっぱりイメージでわかるのが大事

今日は英語の本のご紹介。

間違えやすい言葉の比較であったり、あまり知られていない言葉の意味であったりを、わかりやすく解説してくれている本。これはとてもよい本だと感じました。

特に、イメージをつかみやすいイラストが各記事につけられている点がよいですね。結局理屈じゃなく、感じをつかむことが大事だと思いますので、こういうイラストはありがたい。

ひとまず通読はしましたが、いつかまたパラパラと読み直してみたい本です。

 

 

これまで読んだ英語に関する本のまとめもいつかやらなきゃな…。(けっこう数があるんだ、これが)

「鋼鉄ジーグ」、観た!

「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」観ました!

先日の記事で、「まだ観てない」と書いたこの映画、正月で時間があったので思ったより早く観ることができました。

 

nhirose17.hatenablog.com

 

わりとよかったかなぁと思いました。「絶対に観るべきだ!」と人に勧めるほどではないにしても。(人によって好き嫌いありそう)

敵役の「ジンガロ」(Zingaro, ジプシーのことなんですね)がぶっ飛んでいるのが印象的でした…。イケメンが壊れている人を演じると、やはりハマりますよね。

 

この邦題は…

映画観終わった後でWikipediaを見てみたわけですが、この邦題は監督自身がつけたとのこと。前の記事で「なんかこなれない訳だなぁ」みたいに書いちゃって申し訳ない。監督がつけたなら、それが一番正しいに決まっています。

 

自分のレベルではまだキツい

「伊検3級キツいけどがんばらねば…」ぐらいの自分では、ところどころ単語を拾うのがやっとでした。思ったよりみんな言葉をはっきり言わない感じがしました。NHKラジオ講座を聞いているとイタリア人は誰でもはっきりとしゃべるんじゃないかと思えてしまうわけなのですが、映画の方がリアルなんでしょうね。これは勉強になりました。

 

さて、今日ももう少しイタリア語勉強するか…。

 

 

鋼鉄ジーグ!?

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

確かこれAmazonでいろいろ見ているときにお勧めとして出てきたやつなんですが、イタリアの映画がお勧めされることってあまりないし、内容も「鋼鉄ジーグ」にちょっと関連があるらしいので(アニメを観ていた世代なのです)、ちょっと観てみようかなと。(ええ、まだ観てません…)

 

なお、この映画の原題は

Lo chiamavano Jeeg Robot

ということなので、邦題の「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」というのはまったく正しいんですが、「人呼んで、鋼鉄ジーグ」とかの方がもうちょっと締まった感じになったのでは?

 

 

観終わったらまた感想を書きたいと思います!

本の紹介 「語学の天才まで1億光年」

今日は本の紹介

正月休みなので、ブログぐらい毎日書こうぜ…と思うわけですが、なかなか毎日となると難しいものですねぇ。

今日は本の紹介をば。

こちらの本は「ゆる言語学ラジオ」で紹介されていたもの。めちゃめちゃ面白そうだったので、冬休みに読もうと思って楽しみにしていました。結局、年をまたいで読了。今年一番初めに読み終えた本になりました。

期待に違わぬ面白さ。これはおすすめです! 言語が好きな人でも、そうでない人でも面白いはず。とにかく書いてあることがメチャクチャです。どうメチャクチャなのかは言っちゃうとネタバレになるので言いませんが…。

 

ああ、そうだ、紹介動画の方も貼っておかなきゃ。


www.youtube.com

 

中国語を勉強するくだりで…

著者の高野さんが中国語を勉強するくだりで、「n」と「ng」の話が出てきます。これは自分も前に書いたことがあるし、中国語の初学者ならほぼ必ず出会う話ではないでしょうか。

nhirose17.hatenablog.com

 

で、「あー、その話ね」と思って読んでいたわけですが、なんと、それだけではなく、なぜ「越」という字が、今の中国語では「yue」、今の日本語では「えつ」なのか…ということまで考察されていて、非常に驚きました。そして、説明がバッチリはまるのです。で、「決/jue/けつ」「雪/xue/せつ」「接/jie/せつ」も同じ理屈なんだろう、と。

自分はそれらはすべて「そういうもんだろ」ぐらいにしか思っていなかったのですが、知恵を絞ればちゃんと見えてくることがあるものなのですね。丸暗記もいいのだけれど、高野さんのように「その奥にあるもの」を考えることで、より深く(しかも効率よく)理解できることもあるのだなぁとしみじみ思いました。

なぜ、「越/yue/えつ」なのか…という話も、ぜひ書籍でお読みいただければと思います。

 

結びの言葉が…!

エピローグのところも非常に感動的でした。そして、(世代が近いせいでしょうか?)自分も同様に感じているのですが、どんなに機械翻訳が進歩しても、語学の学習がまったく不要ということにはならないのではないか、とおっしゃっています。

そして、最後の一文が非常にポジティブ。ぜひ書籍で読んでいただきたいので引用しないのですが、強く勇気づけられる文章で締めくくられていました。

もう一度書いておきますが、語学好きでもそうでなくても楽しめる本なので、おすすmです!!

仏検3級合格のためにやったこと

 

だいぶ時間が経ちましたが…

2022年11月に受検したフランス語検定3級、無事合格しました。94点とることができました。(間違ったうちの一つは、本当に単なるマークミス。何度も見直したはずなのに、そういうことってあるものですね…)

 

けっこうみっちり勉強しました!

振り返ってみれば、けっこう一生懸命勉強していたのでした。「なんか問題集を3冊やったぐらいだろ? つまらんブログになりそう」と思っていたのですが、いやいや、思い出してみたらけっこうやっている。

なお、4級・5級のときにやったことはこちら。

nhirose17.hatenablog.com

 

では、今回3級のためにやったことはと言えば…

問題集

6月に4級・5級を受けたときは、「スピード合格」と「仏検対策問題集」をそれぞれ4級と5級のものをやったのですが、3級についてもその2つと、さらに「完全予想」をやりました。こちらは筆記問題編と聞き取り問題編が別になっていて、けっこうなボリュームです。問題数が多くてその点はいいのですが、実際の試験問題よりちょっと難しいんじゃないでしょうか。この問題集がスラスラ解けるようであれば、3級合格はまったく問題ないと思います。(自分はとてもスラスラというレベルじゃありませんでした)

 

 

 

 

 

文法書

試験ギリギリになってしまったけど、なんとかこちらを読み切りました。ただ、これもだいぶレベルが高い気がします。この本に書いてあることを全部知っていたら、3級は楽勝で合格でしょう。

 

で、結局、直前になってこちらで復習。やはりこの本がいちばんわかりやすいし、要点のみに絞って書かれているので、さっと見直すにはよい本です。

 

動詞の活用形を覚える

とにかく動詞の活用形を覚えなきゃということで、こちらの本を使い、動詞の活用形を紙に書きまくりました。この本のとてもよいところは、取り上げている動詞すべてについて、全活用形が一覧になった表が掲載されていることです。

ご存知のとおり、フランス語の辞書を引くと、「この動詞は何番の活用パターンだよ」ということしか出ていないので、活用させたらどうなるのかなというのは実際には自分で考えないといけない。(考えればすぐわかりますが)

この本はもう全部書いてあるので、見ながらガンガン紙に書いていくことができます。手を動かすには良い本。また、例文も充実しています。

 

こちらの本は本当にちょっとだけ。本来はちゃんと自分で訳してみたりしながら読み解いていくものなのでしょうが、とにかく見たまんまを紙に書きまくりました。知らない単語も辞書は引かない。(本文の後に一部の単語は説明されていますが。…英語だけど)

意味もわからず丸写しすることに意味があるのか…と疑問に思われるかたもいらっしゃると思いますし、これは意見が分かれるところでしょうが、自分は「意味はある」と思う派です。とにかく書きまくっているうちに、なんとなくその言語のパターンみたいなものが身についてくるような気がします。そうなってくると、問題に答えるときも「理屈はわからんが、どうもこの選択肢はおかしい」というように、感覚で答えることができるようになります。(ただ、間違えることもあるけど)

書きまくると言えば、映画「アメリ」の脚本(どうやらドイツ語話者がフランス語を勉強するためのものらしい)がAmazonで入手できたので、そちらも丸写ししました。(途中まで)

 

リスニング

昔のNHKラジオ講座「まいにちフランス語」のCDを聴きまくりました。NHKラジオ講座は正直言って、これは名作だというシリーズとそうでもないシリーズがありますが、今回あらためてしっかり聴きなおしてみてよかったのが、2014年7月~9月の「Bon voyage, Manon! ~大阪・京都・奈良~」というシリーズ。難易度もちょうどよいし、また、スキットがバックグラウンドの効果音あり・なしの2パターン収録されているのもいい。また、解説が面白いし、テキストがわかりやすい。

ただ、今からだとなかなか入手は難しいと思いますが…。

もちろん、これ以外でも、NHKラジオ講座、特に中級編は「あり」だと思います。フランス語の初級編はなぜか「文法は気にせず、とにかく話そう!」という姿勢の物が多くて(それはそれで、目的によっては役に立つけど)、検定試験にはあまり向かない気がします。中級編はしっかり学習する人向けなので、大丈夫。

 

単語帳

そうそう、これもやったんでした。知らない単語や熟語をメモっていました。この単語帳はスマホに取り込むことで、アプリ上で単語の勉強ができるという、とても便利なものです。もちろん、紙の単語帳としても普通に使えます。

ただ、まぁ、ありがちな話ですが、単語帳に書くことでだいぶ覚えたので、アプリはそれほど使いませんでした。とはいえ、アプリに取り込んであるのは安心。紙の単語帳はいずれ捨てちゃってもいいわけですからね。単なる単語帳と比べればやはり割高ではありますが、お勧めです。

 

やりすぎでは…?

あらためて振り返ってみると、かなりいろいろなことをやっていたようです。

が、3級に合格するという目的のためだけなら、ちょっと「やりすぎ」だったかもしれません。ここまでしなくても合格はできるはず…。あくまでも一例とお考え下さい!

2023年は…

2023年の目標!

今年こそはイタリア語検定3級をとりたい…!

2012年の4月にいろいろな言語(伊・独・仏・中)の勉強を始めたときに、「各言語の3級まではとる」というのを目標に設定したのですが、それから十年余、結局、いちばん好きなはずのイタリア語が最後に残ってしまいました。

本当は「フランス語は苦手だから最後にしよう」と思っていたのですが、イタリア語検定があまりに難しそうなので、去年一年間、「先にフランス語をとっておくか…」とちょっと予定を変更していたのでした。ただ、それはそれで悪くはなく、春に5級と4級、秋に3級をとることができました。3級の成績が思ったよりよかったので、準2級にチャレンジするか迷いましたが、やはり、当初の目的である「各言語3級」を達成するために、2023年はイタリア語を頑張ることにしたいと思います。

仏検3級の試験が終わったあとから、イタリア語の文法書を見直したりしているのですが、どうも中途半端に覚えてしまっていて、かえってよくない状態のような気がしてきました。去年フランス語を勉強したときは、ほぼ何もない(に近い)状態から始めたので素直に勉強できたのですが、中途半端に覚えている(そして、できる気になってしまっている)イタリア語の方が、学びなおすのが難しそう。とはいえ、地道にやっていくしかないですね…。

 

聞けば、イタリア語検定の試験は春季がオンライン方式、しかも個人個人が自由に受けられる形式になっているそうで、つまり、理屈上はカンニングしたり、代理受検してもらったりも可能なはず。そして、合格したときの資格名もちょっと違うとのこと。

であれば、やはり秋季の、会場で受検する形の試験を目指したいと思います。ただ、腕試しで一応春季も受けようか…と考えたりもしています。

 

とにかく今年はイタリア語!

 

単語のイメージをつかむには…

英単語のイメージをちゃんとつかんでいますか?

「英単語基本イメージ集中講義」という本、ようやく読み終わりました。

基本的な単語について、ネイティブはそれをどういうイメージでとらえているのか、ということを丁寧に説明してくれています。また、それぞれのイメージを簡単なイラストにしたものもついていて、理解しやすいし、記憶しやすいです。似たような意味の言葉の使い分けがすっと頭に入ります。

これは間違いなく名著。出てくる単語は基本的なものばかりなのですが、それだけに、「もう一度きちんと理解しよう」というときに役に立ちます。だいたい、基本的な単語のイメージができていない状態で、小難しい単語が使えるわけもないですしね。

 

ただ…

この本すごくいいんですが、注意するところがあるとすれば、「すごく長い」という点。冒頭に「ようやく読み終わった」と書いたのですが、どうだろう…、数ヶ月はかかっていると思います。中断しては再開し、また中断しては再開し…、の繰り返しでした。

頭から最後まで読んでいく本ではないのかもしれません。気になったところをパラパラ読んだりすればよかったのかな? でも、電子書籍だと(自分は電子書籍版でした)、そういうのがやりにくいんですよね。

 

それでもやはりおすすめ

検定試験の対策にはなりませんが、英語をちょっと学びなおしてみようかなという人にはいいと思います。特に、英語で会話やメールのやりとりをすることが多い(もしくは多くなりそうな)人に向いているかなと思いました。

ご興味ありましたら、ぜひ書店で手に取ってみるか、Amazon等で紹介ページをごらんください。