「つぶやきのフランス語」終わりました!

文法を学ぶのによい問題集

「1日5題文法ドリル つぶやきのフランス語」という問題集、合計で1,500題あるのですが、先日ついに最後まで終わりました。だいたい2ヶ月半ぐらい。決して毎日やっていたわけではなく、サボっていた日も多いことを考えると、まぁまぁのペースでやれたように思います。前書きに、「毎日5題なら300日、毎日25題なら60日で終わる。それぞれのペースでやればよい」と書かれています。自分は(やる日は)50題を単位にしていました。

 

 

この本の特徴は?

それぞれの設問は一問一答形式の短いものなので、時間がかかりません。それでいて、覚えておくべきポイントはきちんと押さえられています。

なお、文法の勉強は別の本である程度やっていることが前提になっています。解答の説明のところに補足的に解説がされているものの、あくまでも「問題→解説」という順番なので、文法を知らない状態でこの本を使い始めるのはちょっと難しいです。

自分は文法の勉強は「フラ語入門」でやりました。「つぶやきのフランス語」に出てくる事項はほぼこちらの「フラ語入門」に書かれています。(書かれていなかったよなぁ、ということも少しはありましたが、少しです)

 

 

なお、例文が面白いというのもこの本の特徴だと思います。

ハシビロコウ (bec-en-sabot) とイチゴ牛乳がやたらと出てくるというのは帯にも書いてありましたが、それ以外にもやたらと奥さんが出てくる(しかもなんかヤバい文例が多い)のが気になります。また、いろいろと地名が出てくるのですが、そのチョイスが謎。関東の地名も関西の地名も出てくるし、それがまたちょっとマイナーな場所だったりするので、なぜそれを選んだのかが不思議です。

 

自分の使い方は?

ひとまず最後までやりきりましたが、もう、間違いだらけもいいところです。ぜんぜん身についていない。(まだ)

でも、この問題集をバリバリ正解できるぐらいだったらもう勉強する必要もないわけで、要は、自分が何をわかっていないかを確認する意味もあってやっているわけなので、間違えるのはもう気にしない。一巡目はね。

…そういう気持ちでやらないと、この問題集をやるのは(この問題集だけじゃないですが)、つらそうです。間違えるのは悪くない。恥ずかしくない。めげずにやりましょう。

この問題集は繰り返しやりたいなと思っているので、二巡目、三巡目は、一巡目で間違えたところを間違えないようにしていきたいものです。

 

仏検5級・4級合格のためにやったこと

仏検5級・4級合格しました!(しかも満点で!)

10日ほど前にインターネットで結果を見てはいましたが、証書も先日届きました。

5級も4級も無事合格、しかもどちらも満点でした。今までいろいろな語学の試験を受けましたが、満点というのは記憶にありません。頑張った甲斐がありました。

 

フランス語を始める前の状態は…

検定を受けるためにちゃんと勉強しようと思ったのは今年の年初。それから半年間いろいろと勉強したわけですが、実は勉強を始めた時点で少し下地はありました。

  • 大学生のときにフランス語を勉強しようと思って挫折したことがある。
  • 2012年ごろにも再度チャレンジしようとして参考書を買ったりしていた。やはり挫折。しかし、そのおかげでフランス語の参考書はけっこうすでに持っていた。
  • 同じく、2012年ごろからずっとNHKフランス語講座のCDを買ってはいたし、聴いてはいた。ただし、聞き流すだけで、テキストを読んだりはしていなかった。
  • 英語はある程度できる。
  • イタリア語もちょっとは勉強したことがある。(伊検4級はとった)

最後の「イタリア語はちょっとやったことがる」というのは実は意外に役に立ちました。文法も単語も近いのです。

こういう状況なので、「半年勉強しただけで仏検4級とれた!」とはちょっと言えないかなぁと思っています。

 

仏検に向けてやったこと

「とにかく自分は単語を知らん!」ということで単語の勉強から始めることにしました。並行して文法の基礎を学び、その後、問題集にかかる、という順番でした。

 

単語の勉強

これはやはり「キクタン」シリーズが役に立ちます。

「聞いて覚える」単語集なわけですが、これを書き取りに使いました。1週間分(1日分ではなく)を1単位として、ずらしながら3回書き取るやり方で紙に書きまくりました。(第1週、第2週、第3週、…までいったら、ちょっと戻って、第2週、第3週、第4週…、と続けていくやり方です)

「初中級編」の書き取りをやっている途中で5級・4級の試験日になったと記憶しています。

主に書き取り用に使いましたが、散歩しながらCDの音声を聴いたりもしました。

このシリーズはちゃんと名詞の性がわかるようになっているのがいいですね。

 

 

 

文法の勉強

文法の勉強は何と言っても「フラ語入門、わかりやすいにもホドがある」。

フランス語の参考書のおすすめを調べると、必ずこの本が出てくるというぐらいの名著です。今回たいへんお世話になりました。

4級までの文法事項は完全にカバーされているので、この本の内容をきちんと理解していれば、4級はまったく問題ありません。(正直自分は「きちんと理解」できていたか怪しいですが) 4級合格のための文法の勉強は、これ一冊で十分です。

 

そういえばこれも読んだんでした。(自分が読んだのは古い版のものですが)

これも読んでおくといい一冊です。あと、不規則動詞の活用が一覧になっているのがうれしい。動詞の活用も書きまくりました。

 

問題集

やはり検定試験なので、実際に出題される問題の形式に慣れておく方が有利です。5級と4級、それぞれ2冊ずつやりました。「仏検対策」のシリーズと「スピード合格」のシリーズ、どちらが特にいいということもなかったかなと思います。手に入る方、あるいは、気に入った方でいいのではないでしょうか。

問題集をやるのは、ある程度勉強が仕上がってからの方がいいかなと思っています。勉強ができているかの確認の意味で使うのがいいのではないかと。同じ問題集を繰り返しやっても、覚えるべき内容ではなく、練習問題の答えが何番だったかを覚えてしまうので、あまり意味がない。(本番と同じく、練習問題も選択式なので) 問題集は一度やるだけ、ぐらいに思っておいた方がよいかなと思っています。

なお、今回これらの問題集の巻末にある模擬試験をやってみて、十分に合格点がとれるという感触を得たのが自信につながりました。また、どちらのシリーズも問題の難易度は本番に近く、力を測るために大いに役立ちました。

 

メルカリの活用

今回は「キクタン」シリーズと問題集たちすべてをメルカリで購入しました。(「フラ語入門…」は、以前買ってすでに持っていました)

どうせ書き込んだりするんだから、新品にこだわる必要はないし、ずっと保存しておく本でもないので、それで十分ではないでしょうか。

メルカリで参考書や問題集を購入するときに注意しないといけないのは、前の持ち主の書き込みがあるかどうか。書き込みがあるものの方が安く出品されているのはいいのですが、問題は書き込みの内容。重要事項にマーカーがひいてあるとかいうのはいいんですが、練習問題の解答を記入した後があるというのは、自分が解いてみるときに邪魔になるので要注意です。(なお、自分が購入したものは、出品者の方はちゃんとそのへん断ったうえで出品されていましたし、自分も納得して購入しておりますので、出品者へのクレームではありません。この記事を読んだ方がメルカリをご利用される際の一般的な注意事項という意味で書いております)

キクタン」の一冊に、「フランス語の勉強頑張ってください」というメモがはさんであり、とてもうれしかったです。こういう出品者の方はいいですね!

 

ところで5級は受けるべき?

ここは考え方の分かれるところだと思います。自分は「いちばん簡単な級も受ける」派です。特に、連続した級の併願が許されているのであれば、「すべり止め」的な意味で受けておくのは、心理的にも安心できるかなと思います。

また、一から勉強される方の場合、いきなり4級だとハードルが高すぎる可能性があります。まずは5級の勉強をして、「なんだ簡単じゃないか」と安心してから、4級に取り組むというのでもいいんじゃないでしょうか。自分はそうでした。いきなり4級の勉強から始めていたら挫折していたかも。

 

そして今後は…

勉強した言語については3級までは合格したいという目標があるので、仏検3級に向けて勉強を開始しております。秋の試験(11月)を受けるかどうかは、勉強の進み具合で決めたいと思います。できれば受けたい。

 

文法についてはちょっとステップアップしてこちらを…と思って読み始めていますが、いやこれはなかなか歯ごたえがある。

 

同じく文法の勉強の意味で問題集もやっています。これは検定のための問題集ではありません。検定のために限定した勉強ではなく、一般の問題集をやってみよう…ということで選びました。

出題のしかたもうまいし、答えのところでちゃんとポイントとなる文法事項が説明されているしで、なかなか役に立つ問題集です。問題文も面白い。(ハシビロコウとかイチゴ牛乳はいいんですが…、奥さんとの仲が大丈夫なのかが大いに気になります)

特筆すべきは、代名詞の強勢形とか、なんかそのへんの「最初の方で出てきそうなやつ」がいくつか最後の方に出てくる点です。なぜこういう順番にしたのかはわからないのですが、最後の方にわりとわかりやすいものがあるというのは、順番にやっていくときに気が楽です。「第○課を過ぎたら、あとは楽になるぞ…」と思える構成は非常にありがたい。

この問題集は何度か繰り返してやった方がいいと思われます。選択式ではないので、「答えが何番かを丸暗記してしまう」というおそれもありません。むしろ、間違いながら何度も繰り返すことで身になりそう。

 

…で、上記のリンクを貼り付けるときに気づきましたが、同じ著者が文法書も出しているんですね。そちらも気になるなぁ。

 

これから受検される方へ

  • まずは語彙を増やすのがお勧め。「キクタン」シリーズが特におすすめです。
  • 文法は「フラ語入門」一冊で十分。あれこれたくさん買ってもしかたないです! これよりわかりやすい本はありません。
  • そんな「フラ語入門」でも、最初の方で挫折することはありえます。(自分は過去に何度か挫折しました) それはどちらかというと、難しいからというよりは、つまんないから、です。だいたい「否定のde」のあたりでつまんなくなってくる。その場合、つまんない箇所は気にせずに、とにかく読み進めること! 冠詞とかそういうところはつまんないですが、動詞の活用のあたりになってくると多少は面白くなってくるはず。
  • 本番の出題形式に慣れるためにも、問題集はやっておいた方がいいと思います。個人的には、単語と文法の勉強がある程度できてからの方がいいかなと思います。
  • 問題集の難易度はだいたい本番の難易度に近いので、問題集についている模擬試験で合格点がとれれば、本番も合格の可能性が高いと思われます。

フランス語は学習者も多いので、参考にできる情報も多いと思います。

いろいろな方の経験を元に、学習を進めていきましょう!(自分も…)

「小幸運」を聴きたおしてみた

「小幸運」とは…

台湾映画「我的少女時代」(邦題 : 私の少女時代)の主題歌です。

とてもいい映画なので、未見の方、ぜひご覧ください。

Amazonであれば以下から。

私の少女時代(字幕版)

私の少女時代(字幕版)

  • ビビアン・ソン
Amazon

 

オリジナル

 「小幸運」のPVはこちら。

歌詞が出ているわけですが、全部同じ字の大きさではなく、大事な部分は大きい字で強調しています。この「大事な部分」の選び方がいいんだよなぁ。もう、それだけで泣けます。


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ライブ版はこちらです。こっちもいいですねぇ。


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英語版

YouTubeでオリジナル版を何度か聴いていたわけですが、その際目についたのがこちらの英語版。歌もいいし、詞もいいですねぇ。元の歌詞にちゃんと沿った訳になっています。

英語の歌詞を見ていると、同時にオリジナルの中国語の歌詞も頭に浮かんできて、なんだか二倍泣ける感じになります。(カラオケで歌いたくて中国語の歌詞はさんざん何度も何度も読んだので、だいぶ覚えているのです)

今回とりあげた中では、オリジナルのものの次に好きです。


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フランス語版

さすがにないだろう…と思ったんですが、検索してみたらありました。

こちらもたぶん元の歌詞をうまく訳しているはず。「はず」というのはフランス語はまだちょっとしか勉強していないので、おぼろげにしかわからないからです。若干字余りな感じもしますが、それでもちゃんとうまく翻訳できるものなのですねぇ。


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日本語版

前半が日本語版、後半がオリジナルの中国語版、という動画です。前半の日本語の詞はオリジナルをうまく訳した感じではあるのですが、男の子目線になっているのかな? 歌っているのが男の子なので、正しいと言えば正しい。なるほどそういう発想もあるのかと、ちょっと新鮮な気がしました。


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日本語版は他にもあったのですが、訳詞になっていなくて、「それって替え歌じゃん!」という動画だったりしたので、省きます。

 

その他の言語はなかった…(と思う)

イタリア語、ドイツ語などはなかったようです。

 

学習用にもおすすめされていた!

「李姉妹チャンネル」でもこの「小幸運」がお勧めされていました。

李姉妹チャンネル、ときどき見るんですが、面白くて役に立つ内容がコンパクトな動画になっているので、飽きずに学べます。(なお、この人たち日本と中国を行き来しながら育ったようで、日本語も完全にネイティブです。なのでどの動画も非常に見やすい)

この動画は「歌で中国語を覚えよう」という回で、とりあげる曲の条件として以下の3つを挙げていました。

  • 好きな歌
  • 日常会話で使う表現が多い歌
  • 歌手の発音がキレイ

いやいや、これけっこう難しい条件ですよ。そして自分の好きな曲がこの条件をクリアして選ばれていたのはうれしいことです。

動画では歌詞から日常会話でよく使う表現をピックアップして説明してくれています。


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おまけ…

女の子二人がカバーしている動画もありました。ハーモニーが美しい。


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綾波「レイ」

エヴァンゲリオンの登場人物たちを中国語で言うと…?

気になって調べてみました。当然といえば当然ですが、すでに一覧化している方がいました。 

凌波丽 (あやなみれい)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)

 

綾波「レイ」

なぜそんなことが気になったかというと、先日Amazonプラムで観たエヴァンゲリオン新劇場版(序)の繁体字版字幕と簡体字版字幕で綾波レイの表記が違っていたから。

 

簡体字版では(上の記事にもある通り)、綾波レイは「绫波丽」となっていました。

「绫」は「綾」の簡体字なのでいいとして、問題は「丽」(繁体字ならば「麗」)のところです。

ひらがなやカタカナの名前を中国語にするとき、音を元にして感じを当てる方法と、意味を元にして漢字を当てる方法があるとのことですが、簡体字版では「レイ」という音を元にして、「丽」という字を使ったのでしょう。(余談だけれど、この字すごく嫌い…。ぜんぜん美麗な感じがしないように思うので)

しかし、「レイ」は「零号機のパイロット」というところともかけているはずであり、音だけを元にして「丽」を当ててしまうのはやはりちょっとイマイチというか、読み込みが足りない気がします…。

繁体字版はもちろん(?)「零」を使っており、やはりさすがだなと。これはやはり繁体字版の方に軍配が上がると思います。

(なお、簡体字版の方は「零号机」とすべきところが「初号机」になっていたり、ちょっとミスがあるように思えます。その点もイマイチだったかな…)

 

その他のキャラクターは…

ちらちらっと見た限りでは、その他のキャラクターは表記揺れはなさそうです。

むしろ気になるのが、たとえば、「碇シンジ」がなぜ「真嗣」で統一されているのか…というところです。世の中にはすごくたくさんの「シンジ」さんたちがいるはずなのに、第一候補として頭に浮かびそうなものではない「真嗣」がなぜ正式な表記に決まったのか…、気になるところではあります。

笑えばいいと思うよ

実は最近ちょっと観始めました…

特に理由もなく、ずーっと(二十年以上)エヴァンゲリオンを観ずに生きてきたわけですが、なんとなく最近少しずつ観始めています。

先日、「字幕の言語が選択できるから」という理由でNetflixに入った…のはいいんですが、どうも観たい映画が少ない。でも入っちゃったしなーということで、ふとエヴァンゲリオンを観てみた…というのがエヴァンゲリオンを観ることになったきっかけです。本当にささいなきっかけ。

それはいいんだが、Netflixの方はテレビ版と旧劇場版だけで、新劇場版がない。ということで、Amazonプライムを見てみたら、あるじゃないか…。なるほど、そういう棲み分けなのか、これ。で、Amazonプライムの新劇場版の方、これは音声も字幕も他の言語に切り替えられるようになっているのですね。なるほど、ごく一部の映画はAmazonプライムでも切り替え可能なのか。これは知らなかった…。そうなるとNetflix続ける理由がちょっと薄れるなぁ…。

 

笑えばいいと思うよ

で、この有名なセリフを何か国語かで聞いてみました。音声だけでなく字幕も各言語に切り替えられるのではありますが、セリフと文字とは一致していないので、何と言っているかは自分で聞き取るしかない。なので、下記のものはもしかすると(もしかしなくても)ちょっと違っている可能性ありです。あしからず。

 

まずは英語から…

You can smile. That will be good.

なんか英語は軽いノリだなぁ。いやまぁ、間違ってはいないと思うんだけど。めちゃめちゃ正しいんだが、なんとなく受け付けない…。

 

中国語だと…

中国語はたぶんこう。

只要微笑就可以了

たぶん「只要」って言ってるんだと思いますが、「笑うだけでいいよ」という感じなんでしょうか。元のセリフもいろいろ解釈できると思いますが、この「只要」は自分的にはアリだと感じました。

 

ドイツ語は…?

ドイツ語はこうでしょうか…。正直自信ない。(独検2級なのに!)

Versuchs doch einmal mit Lächeln.

「笑ってみたら」というところでしょうか。なるほど、それはそれでアリ。でも、中国語の「只要」の方が感じ出てると思うな。

 

そしてイタリア語は…

イタリア語はこうなはず。

Penso che dovresti sorridere.

また来たよ、dovereが。初級の文法書では「~しなければならない」と習うわけですが、ここでの意味はたぶん違う。というかそもそも条件法だしね。ガンスリンガーガールでもあったけど、このdovereというのはなんだか微妙なニュアンスのところで出てくる気がする。あ、そういえば「逃げちゃダメだ」は「Non devo fuggire.」でした。これは初級で習うやつですね。

なんとなくなんだけれども、うまく言えないんだけれども、そしてはっきりした根拠はないんだけれども、おそらく各国語版の「笑えばいいと思うよ」の中で、このイタリア語訳がいちばんいい翻訳のような気がする。

 

不思議なもので

不思議なもので、たくさん勉強したはずのドイツ語や中国語よりも、イタリア語の方がずっと聞き取りやすい。イタリア語はやっぱり音がはっきりしているからいいですよね。英語じゃなくてイタリア語が世界の公用語だったらよかったのに…。

 

いやしかし…

こういう遊びは面白いのだけど、時間をくいますなぁ…。短いシーンをほんの少し見ただけなのに。

そして、もし将来的にもっと各国語が聴けるようになったら、同じ映画を何べんも観なきゃならんことになるぞ…。というか、そうなりたいものですが…。

 

穴に一本化

一応やっています…

ロシア語もちょっと勉強することにした…と先日書きましたが、一応、NHKラジオ講座(過去のもの)を聞いたりして、少しずつやっています。昨日はピクミン ブルームのコミュニティデイだったので、川沿いを歩きながら聞いていました。

 

他とはまったく違う言語

英語・ドイツ語・イタリア語・フランス語はそれぞれちょっとずつ似ていますが、ロシア語はこれらとはまったく違う言語。だいたい使う文字からして違うわけだし…。

単語もまったく知らない単語ばかり。それでも、過去に一つ二つは聞いたことがありました。逆に言えばその程度でしかないわけですが…。окноというのは何の本で読んだんだっけ。「窓」が「開くのー」というのは覚えやすいよね、という話を何かで読んだな。курица(鶏)という単語は「2010」という映画(「2001年宇宙の旅」の続編)で出てきたやつ。つづりまでは知らなかったけど。ロシア語もうちょっと勉強してからあの映画を見たら、少しはわかるようになっているかな…?

 

穴に一本化

Она не японка.

たぶんこういうのはすでに誰か言ってると思うんですが、「彼女は日本人ではありません(アナ ニェ イポーンカ)」が、なんとなく「穴に一本化」に似ているかなと…。Google翻訳のページを貼っておきます。興味ある方はロシア語の方の音声を聴いてみてください。

Google 翻訳

 

その他、

Я русская.

Я китаянка.

それぞれ、「私はロシア人(女性)です」「私は中国人(女性)です」ですが、「やー、留守かや」「やー、来たやんか」に聞こえないこともない、です。でも絶対こういうくだらないことは先に誰かが言っているはずだよなぁ。

 

ロシア語の入力

上記のロシア語の文はGoogle翻訳で表示させたものを貼り付けています。Windowsの言語設定にロシア語を追加するかどうか、まだ迷っているところ。あまり言語を増やすと仕事のときに不便だからな…。

今は日本語・英語・中国語繁体字の3言語。一度イタリア語を追加したことがあったけれど、あまり使わないのではずしてしまいました。しかし、英語キーボードである程度代用の効くイタリア語と違って、キリル文字はキーボード追加しないと入力手段ないからな…。もっと学習が進んでロシア語に対する興味が増したら、キーボード追加するかも。

 

 

 

台湾映画の主題歌たち

 

ふと思い出したのですが、だいぶ前に自分のFacebookにこれを書いたんでした。

いやいやいや、語学のブログをやっているんだから、こっちに書けばよかったんじゃないかよと。ということで、転載します。

 

自分がこれまでに観た台湾映画の主題歌の動画を集めてみました。できるだけ「官方」(オフィシャルってことですかね?)のものに限定したはずだけど、もし違うのが混じってたらご容赦を。
「これはさすがに公開されてないんじゃないか」と思ったものもけっこうYouTubeで見つかりました。そして、やはりいい曲が多い!

 

我的少女時代(私の少女時代)

小幸運

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「我的少女時代」(私の少女時代)の主題歌。映画も歌も大ヒットだったというのも当然…と思います。大好きな曲です。本題からそれるので引用しませんが、英語でのカバーをYouTubeに上げている人もいて、そちらもまたいい歌なのです。

 

等一個人咖啡

等一個人

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これも本当に好きな曲だなぁ。やはり、いい映画はいい主題歌に恵まれるものだと思います。この曲、非常に重要な場面で流れるのですが、この曲をバックにあの絵…、監督(九把刀)まったくすごすぎです。常人の発想ではない。台湾が好きになるきっかけだった映画。そして、今でもいちばん好きな台湾映画です。

缺口

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こちらは最後に流れる曲。…そして、最後の最後にアレですからね。この人の映画はちゃんと最後まで観ないといけない。

 

第36個故事(台北カフェ・ストーリー)

第36個故事

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ちょっと不思議な感じの映画です。でもわりと好き。グイ・ルンメイが美人。妹役の方も美人です。

 

那些年我們一起追的女孩(あの頃、君を追いかけた)

那些年

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「あの頃、君を追いかけた」は日本版も作成されたし、そちらもわりといいできだったのですが、それだけに、「せっかくだから主題歌もこの曲のカバーにしてよ!!」と不満に思ったのを覚えています。惜しい…。(日本版はまったく別の曲だったのです)

「あの頃、君を追いかけた」と言えば、最後の方で流れる「人海中遇見你」もいい曲だし、むしろ自分はそっちの方が好きなんですが、残念ながらYouTubeには正式版の動画がないようでした。

 

聽見下雨的聲音

聽見下雨的聲音

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映画は正直イマイチかなーと思いましたが、この曲はとても好き。(作曲がジェイ・チョウなんですな) 歌っている方もいい声です。ビビアン・スーが出ている映画なので、こちらの動画にもちょっと映っています。

 

大稻埕

青春是

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これはさすがにYouTubeにはないんじゃないかと思ったのだが…、ちゃんとあった!! 映画「大稻埕」の主題歌。この映画はとてもいい映画なのだけど、予備知識がないと見てもわからないかもしれません。また、日本人が見るとちょっと辛い場面も多く(日本人がどう言おうと、結局のところ、日本は台湾を支配していたよそものなわけですから)、見るのに覚悟がいると思います。
動画の最後のところ、ちょっと曲を止めて、映画のワンシーンが挿入されています。いちばん好きなシーンで、よくぞここを選んでくれた、という場面です。(いや、誰でもここを選ぶか…)

映画もそうですが、歌の方も、台湾語をちょっと入れています。

 

海角七號(海角七号 君想う、国境の南

國境之南

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映画「海角七號」の主題歌。大ヒット映画だったそうです。こちらは日本(と日本人)をよく描きすぎなんじゃないかなぁ。「海角七號」も「大稻埕」もどちらも真実の一面なのでしょう。

 

逆轉勝

九號球

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あー、探せばちゃんとあるものですねぇ。映画「逆轉勝」から。ビリヤードの映画なんですが、難しいことは考えずに楽しめる映画です。最後の対決シーン好きですねぇ…。

 

南方小羊牧場

南方小羊牧場

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同名の映画の主題歌。映画はまぁそこそこ…という感じですが、歌はけっこう好き。かわいらしい歌です。

 

不能說的秘密(言えない秘密)

不能說的秘密

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映画「不能說的秘密(言えない秘密)」から。歌もまぁいいんですけど、この映画は歌じゃなくてピアノですからねぇ。もし機会がありましたらサントラ盤をぜひご鑑賞ください。間違いなくお勧めです。

 

總舖師(祝宴! シェフ)

三八阿花吹喇叭

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映画「總舖師(祝宴! シェフ)」から。全編ギャグなので、とにかく楽しむ!という映画です。

金罵沒ㄤ

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最後はこれで…。同じ映画からもう一曲。動画絶対あるだろうと思ったけど、やっぱりあった!