独検2級合格のためにやったこと・やらなかったこと
やったこと
単語集の例文書き取り
2級はとにかく語彙力が大事と感じましたので、単語を増やすことを重視しました。
こちらの本に出てくる例文を書き取るようにしました。それぞれ3回ずつ。
この本は例文が非常によく考えられていて、タイトルの通り、効率よく単語を覚えることができます。
ただ、やはり書くことが大事。
音声を聴くだけとか、本を読むだけというのは、やはり効果が薄いです。
文法の復習
文法はこちらの本で復習。4・5級受験のときすでに読んでいましたが、それから1年経っているので、復習のためにもう一度。
表紙に「入門から上級まで」とありますが、まさにその通りで、2級までの文法事項はこの本の内容で十分カバーされていると思います。
「まいにちドイツ語」中級編の音声を聴く
3級受験の前は「まいにちドイツ語」(NHKラジオ講座)の初級編・中級編の音声を数年分聴きました。
2級受験のときは中級編、それも、特によかったものに絞って聴き直しました。何度も聴くうちにかなりわかるようになりました。
中級編のスキットを聴いて「知らない単語のところ以外は聞き取れて、何を言っているかだいたいの意味もわかる」ぐらいに聞けるようになっていれば、2級のリスニングは大丈夫だと思います。
やらなかったこと
問題集
これはまったくお勧めできないのですが、あえて問題集をやらずに臨みました。(一応買ってはありましたが)
2級の場合、最初に単語の言い換えとか、仲間外れを探せ、という問題が出ます。語彙力がないとまったく見当もつかない。問題集をやったところで、「できない…」という気持ちになるだけなので、問題集はやらないことにしました。その分単語を覚える方に時間を使おう、と。
しかし、それにしても、どういう出題形式なのかぐらいは見ておけばよかった。どこが選択式、どこが記述式…とかぐらいはさすがに事前に見ておけばよかった。ぶっつけというのはやや無謀でした。
辞書なしで長文を読む練習
試験のときには当然辞書を使えないので、長文の途中で知らない単語が出てきたら、前後の関係から意味を推測したりして、なんとか文章を読んでいくことになります。
その「前後の関係から想像する」という練習は今回はやらず、素直に辞書をひきながら勉強していました。悩むことに時間を使うより、その分たくさん読む方がよいかと思った次第です。
ただ、その分、本番のときは少したいへんでしたが…。