中国映画「快把我哥带走」

約三年経って…

「快把我哥带走」という映画は飛行機の中でタイトルだけ見て、ちょっと面白そうだからいずれ観てみよう…とメモだけしていたものでした。

こちらの記事によると、ほぼ3年前ですね。あの頃はまだ海外出張に行けていたのだなぁ。大雪のせいでシアトルの空港で足止めくらったときだったかな、これ。飛行機の中で3時間ぐらい待ってたやつ。

 

nhirose17.hatenablog.com

 

DVD出ないかな…と思ってずっと、yesasia.comをチェックしていたのですが、残念ながらたぶん出ていないはず。

ですが、ダメもとで探してみたらAmazonプライムに入っていました。なるほど、Amazonプライムは最近こういう映画も入れているのか。

この前の年末年始のお休みのときに観てみまして、映画としては、まぁ、観てよかったかな…という内容ではありました。

ただ、字幕がそうとう微妙だったので、どういうしくみでこの字幕ができたのか非常に気になりました。

まず字幕の日本語がおかしい。おそらく、訳したのは中国語はわかるが日本語ネイティブではない人でしょう。日本語の表現がだいぶ変。ただ、これはこれである意味面白い面もありました。「中国語話者にありがちな日本語の間違い」のパターンが少し見えた気がしました。これは中国人と話すとき(今のところ予定ないけど)、また、自分が中国語を学ぶ上でも参考になるはず。

また、フォントが簡体字だったのも不思議。翻訳者の人がPCで入力したテキストをそのまま貼り付けているのでしょうが、それにしても、貼り付ける過程で日本語フォントに置き換わらなかったというのも、不思議と言えば不思議です。

話は悪くなかっただけに、字幕の微妙さが残念ではありました。でも、あんまりメジャーじゃない映画がプライムの料金だけで観られるんだから、文句言っちゃいけないかな。

とにかく、変な日本語の字幕を見ながら、自分の乏しい中国語力で聞き取った内容で補う…という不思議な時間を過ごしました。いちばん「???」となったのは、「加油」というセリフに「ファイティン」という字幕が振ってあった箇所です。中国人の言ったことを韓国人の使う英語に直したものを日本語で読む…。もう何をやっているんだかわかりませんでした。

「ファイティン」…というより「パイティン」という感じらしいのですが、fightingから来た韓国語の言い方である由。

韓国語でファイティンは韓製英語!気になるコングリッシュ事情をご紹介! (kvillage.jp)

 

この映画、Amazonプライムで観ようかな…という方は下記からどうぞ。